佐賀県唐津市を本拠地とする、3人制バスケットボールのプロチーム “LEO BLACKS SAGA” に、2024シーズンより2名のセルビア人選手が加入することが決定いたしました。
男子3人制バスケットボールにおいてセルビア共和国は世界最強の国として名高く、世界ランキング1位の常連チームです。2021年に開催された東京オリンピックでは、セルビアチーム(男子)は銅メダルを獲得しております。
その東京オリンピックが開かれるにあたり、唐津市はセルビア男子代表の「3×3バスケットボールチーム」のホストタウン、並びに事前キャンプ地として同国との交流を深めました。
海外との交流が規制されたコロナ禍を経て、今年ようやく LEO BLACKS SAGA へのセルビア人選手加入が実現いたしました。
加入した2名の選手は、まだ若いながらも世界最高峰の世界大会(3×3 World Tour)出場経験があり、また元世界1位であるDusan Bulut選手を擁するチームでプレイした実績もある、将来が有望視されている選手たちです。
日本における彼らの活躍と、所属チームである LEO BLACKS SAGA の今後にご注目ください。
①Nikola Mihajlović(二コラ・ミハイロヴィッチ)
・ベオグラード 出身
・1999年3月5日(25歳)
・198㎝/88kg
②Uroš Čiča(ウロス・チシャ)
・ノビサド 出身
・2000年8月18日(23歳)
・201㎝/100kg
事務局長を務めております。南東欧地域諸国と日本との架け橋となれるよう、全身全霊熱く活動してまいります。
2021年7月23日、東京2020オリンピックが開催されました。
この日を迎えるまで、弊協会は日本とセルビア共和国とのスポーツ分野における交流を活性化させるべくセルビア現地の権威ある組織と協定を締結してまいりました。
各組織名は以下の通り。
弊協会のこの活動を通し、日本・セルビア間におけるスポーツ界の人脈や関係の構築が促進されました。
その結果、晴れて東京2020オリンピックに向けたホストタウン登録、代表選手の事前キャンプ招待という形として結実されることとなりました。
まずは佐賀県唐津市。セルビア共和国「3×3バスケットボール男子代表チーム」のためのホストタウン登録、並びに事前キャンプを実施することができました。
唐津市のホームページでも大々的に紹介されております。
https://www.city.karatsu.lg.jp/sports/orinpikkukyanpu.html
また、唐津市はオリンピック関連以外でもバスケットボールを通してセルビアとの盛んな交流を実施しております。
セルビアバスケットボール界で名コーチと評判の高いニコラ・ウグリッツァ氏を唐津市に招き、唐津の子どもたちを集めたバスケットボール教室を開催したり、それとは反対に佐賀の18歳以下の選抜選手をセルビアに派遣したりと、相互交流を実現させております。
今後の展望として、スポーツを通した青少年育成やマネジメント・ノウハウ・技術などの交流、あるいはビジネスとしての交流も視野に入れているとのこと。
続いて岩手県北上市。
前回オリンピック(リオデジャネイロ)での走り幅跳び銅メダリストであるイヴァナ・シュパノヴィッチ選手をはじめとする陸上競技選手との交流を実施するために、ホストタウンとして登録完了したのが2020年4月のこと。
ホストタウン登録やセルビア共和国という国について、北上市のホームページで詳しく丁寧に紹介されており、北上市の大きな期待をうかがえるようでした。
https://www.city.kitakami.iwate.jp/life/soshikikarasagasu/sportssuishinka/sportssuishingakari/1/sportsevent/4903.html
また、イヴァナ・シュパノヴィッチ選手にあてて北上市の陸上競技選手である子どもたちによるビデオレターを作成するなど、受け入れの準備は順調に進んでいるように思われました。
しかし、東京2020オリンピック開催日が近づくにつれて新型コロナウイルス感染が拡大し、全国で事前キャンプ中止が相次ぐ中、北上市も開催2か月前に受け入れ中止という苦渋の選択を発表。
高橋敏彦市長は会見で「お呼びしても選手に迷惑をかける」と非常に残念そうに話しました。
思い描いていた理想の交流とはなりませんでしたが、それでも北上市は市民にセルビアのことを知ってもらおうと市内でセルビアについての写真パネル展を開催。
シュパノビッチ選手の巨大タペストリーをはじめ、男子テニスのノバク・ジョコヴィッチ選手、同国の東京五輪出場競技をパネルで紹介しました。
さらにセルビアの観光名所や食文化の紹介ももちろんのこと、東日本大震災時にセルビアがいち早く義援金や応援メッセージを届けてくれたことに対する感謝の気持ちを伝える場として、とても意義のある企画となったようです。
新型コロナウィルスの影響により、全国の各自治体は難しい判断を迫られることとなりました。
事前キャンプを実施できた唐津市も、残念ながら中止となってしまった北上市も、セルビア共和国に対する熱い気持ちにおいて差があるわけではありません。
東京2020オリンピック・パラリンピックが閉幕した後も、両市とセルビアとの間に多くの交流が生まれることを期待しております。
事務局長を務めております。南東欧地域諸国と日本との架け橋となれるよう、全身全霊熱く活動してまいります。
日本の大手ゲーム会社のセガゲームズがブルガリアに進出しました。その特集をNHKのニュース記事よりご覧いただけます。
【NHK WEB特集】
ヨーグルトやドラキュラだけではないんです
(ウィーン支局長 禰津博人)
かねてよりIT教育の進んでいる国として世界から注目されていたブルガリアですが、ようやく日本でもその認識が浸透されそうです。
記事にもあるように、東欧はIT人材の宝庫と言われています。
セガゲームスの松原代表取締役社長や、ブルガリアのラデフ大統領も今回の進出について期待のコメントを寄せています。
ITのアウトソーシング先が、現状の主流であるアジアから東ヨーロッパに変わる日がもう目の前まで来ています。
事務局長を務めております。南東欧地域諸国と日本との架け橋となれるよう、全身全霊熱く活動してまいります。
今回は、初の試みとなる大学組織との合同イベントを開催いたしました。
法政大学の後援会補助事業である「法政大学学生センター・課外教養プログラム」(略してKYOPRO)の企画により、法政大学の学生さんたちに駐日ブルガリア大使館への訪問とブルガリアに関する体験を行ってもらうというもの。
KYOPROスタッフも法政大学の学生さんが中心であり、企画から実施まで自主的にオーガナイズされて実行していく様を素晴らしいと感じた催しでした。
実はKYOPROスタッフのリーダーである学生さんは、弊会を学生ボランティアとして手伝っていただいている方。今までの経験をフルに活かされた国際的なセンスとリーダーシップを目の当たりにし、ボランティアをしていただいているときとは、また少し違った一面を見られた気がしました。
こんな若者がいるということが、これからの日本にとって非常に明るい材料ですね!
さて、『パスポートのいらないブルガリア』と銘打った今回のイベント。
もちろん実際の渡航にはパスポートが必要となりますが、パスポート不要である日本国内において、ブルガリア現地に行ったかのような体験を学生さんたちに感じていただこうという趣旨のものです。
2019年はブルガリアと日本の交流における「3つの周年」にあたる年、ということで駐日ブルガリア大使館の大使閣下を始めとする職員の皆様に、法政大学の学生さんたちとの交流について快く承諾していただきました。
まずは大使館のエントランスに飾られている「3つの周年」ロゴフラッグを用いて通訳・文化担当官のエレナさんから教えていただいたのは、ブルガリアと日本との交流について。
▲「3つの周年」とは、日本交流開始110周年、外交関係樹立80周年、外交関係再開60周年のこと
そのあとホールにご案内いただき、ボリスラフ・コストフ大使閣下からご挨拶とブルガリア概要をお話いただきました。大使というポジションの方とお会いするというのはなかなかない機会ですので、学生さんたちにとってきっと貴重な経験になったことでしょう。
大使閣下からのご説明のあとは、弊会事務局長である私牧野が45分間のレクチャーを実施。複雑なお話ではなく、ブルガリアの素晴らしさを知っていただくため、クイズを交えながらブルガリアの観光・文化・時事・歴史などを法政大学の学生さんたちにお伝えしました。
そして次に学生さんたちからの素朴な疑問を質問するコーナーへ。答えていただくのは、先ほどもお話しいただいた通訳・文化担当官のエレナさんと2等書記官のカリナさん。
「大使館の業務を教えてください」や「今後の二国間の交流で、若い人に期待することは何でしょうか?」など、ブルガリア大使館でしか聞けないことについて、たくさん知っていただきました。
最後はティータイムと民族衣装の試着。ハーブ大国のブルガリアのハーブティーでリラックスをしながら、刺繍が綺麗で彩り鮮やかな民族衣装を着て写真を撮るなど、みなさん思い思いにイベント最後の時間を過ごしていました。
ブルガリアという普段は接することのない国ですが、そんな国に触れるからこそ出会える発見があると思います。
今後、日本社会、そして国際社会に羽ばたいていく法政大学の学生さんたちの糧としていただければ良いと感じたイベントでした。
事務局長を務めております。南東欧地域諸国と日本との架け橋となれるよう、全身全霊熱く活動してまいります。
7月にセルビア共和国のホストタウンとして登録された佐賀県唐津市。この度、3人制バスケットボールのセルビア代表チームの事前キャンプを唐津市で実施することになりました。
8月23日、セルビア共和国オリンピック委員会ダミール・シュタイネル強化部長が佐賀県庁を訪れ、佐賀県知事・唐津市長を含めた三者で事前キャンプ実施の合意書にサインをしました。
今回、日本・セルビア間の仲介調整を務めた弊協会から、上野専務理事がサイン式に出席いたしました。
セルビアは現在、男子3人制バスケの世界1位に君臨する強豪国。また、唐津市は3人制バスケの日本プロチーム「唐津レオブラックス」の本拠地。レオブラックスを運営する株式会社マッシヴドライヴのGM坂本様は弊協会の理事であり、ホストタウン登録・事前キャンプ実施に向けてセルビア視察や現地とのやり取りなどを通して尽力されました。
知事は「最高の環境を整えると約束する」と話しており、今後の更なる交流が期待されます。
事務局長を務めております。南東欧地域諸国と日本との架け橋となれるよう、全身全霊熱く活動してまいります。
佐賀県唐津市がセルビア共和国のホストタウンとして登録されました。東京五輪より正式採用となった3人制バスケットボールのセルビア代表チームの事前合宿誘致を目指します。
現在セルビアは男子3人制バスケの世界1位に君臨する強豪国。唐津市は3人制バスケの日本プロチーム「唐津レオブラックス」の本拠地。また、レオブラックスを運営する株式会社マッシヴドライヴのGM坂本様は弊協会の理事に6月より就任いただいており、今回のホストタウン登録に向けてセルビア視察や現地とのやり取りなどを通してご尽力されました。
唐津市によると今後はスポーツを通した地域密着型の交流を目指し、学校給食にセルビア料理を採り入れる計画もあるようです。
唐津の皆さん、おめでとうございます!
https://www.sagatv.co.jp/news/archives/2019070300492
事務局長を務めております。南東欧地域諸国と日本との架け橋となれるよう、全身全霊熱く活動してまいります。
6月29日(土)、ブルガリア大使館をお借りして「ブルガリアンハーブイベント」を主催いたしました。あまり知られてはいませんが、ブルガリアはハーブの輸出がヨーロッパ1位、世界でも3位のハーブ大国なのです。
後援としてご協力いただきましたのは、駐日ブルガリア大使館と興新物産株式会社の2つの組織。興新物産はブルガリアからハーブを輸入されており、1973年というブルガリアがまだ社会主義だった時代から始まった歴史深い企業です。
駐日ブルガリア大使館の皆様、そして興新物産の皆様に多大なご協力をいただきましたので、この場を借りて御礼申し上げます。
さて、イベントはコストフ大使閣下のご挨拶からスタートです。
大使閣下からのお言葉には、ブルガリアに植生する770種類の植物のうち19%がハーブを含む薬草であること、また年間の収穫量は81,000トンにのぼり、ヨーロッパ2位の輸出量を誇るポーランドでも半分ほど(44,000トン)の収穫量になるという情報が含まれていました。
また、イベント数日前である6月24日には、ブルガリアで広く知られる夏至の伝統的なお祭り『エニオヴデン』が行われます。ハーブとその効用に対して毎年お祝いをするお祭りです。
夏至の日の出頃には太陽からのエネルギーが集中し、この時間より少し前にハーブを収穫するのが最もヒーリング効果の高いタイミングだとブルガリアでは信じられています。
その後、弊協会の事務局長牧野よりブルガリアの概要を、参加者の皆様にプレゼンテーション。
そのあとはいよいよ、興新物産の西川様より「ブルガリアンハーブの収穫・ハーブが手元に届くまで」というタイトルにて、ローズヒップを中心にブルガリアでどうハーブが収穫されていくのかをお伝えいただきました。
西川様のお話によると、ローズヒップの原産地として南米のチリが有名ですが、世界的なローズヒップ人気に供給が追い付かず、ブルガリアが次なる供給国として期待されています。
ローズヒップの収穫現場は現在のところ手作業がほとんど。しかも山に自生している野生のローズヒップがメインだそうです。近年のローズヒップ人気への対応策として、ここ10年でローズヒップ畑が整備されつつあるようです。
そんなローズヒップや、知る人ぞ知るブルガリアの門外不出ハーブ「ムルサルスキー」が我々の手元までどう届くのか、現場の写真を参考にしながら知ることができた貴重な機会でした。
さて、ブルガリアンハーブについての知識をたくさん得ていただいたあと、待ちに待ったハーブティーのテイスティングタイムです。
今回はブルガリア産ハーブティーを3種類ご用意いたしました。
今回もボランティアの学生さんたちにお手伝いいただきました。ありがとうございます!
途中でプロジェクターが作動しなくなるというハプニングがありましたが、それぞれのハーブの効能をご説明。特にムルサルスキーをお試しいただく機会はレアですので、ご参加者の皆様にはお楽しみいただけたかなと思います。
ハーブティーのお供として提供した、エルダーフラワーを使ったお菓子も大好評でした。
最後には皆様にお土産をお持ち帰りいただくために、ブルガリアンハーブを使ったチンキ作りです。
チンキというのは、生薬やハーブの成分をエタノールなどに浸すことで作られる液状の製剤です。難しそうに見えますが作り方はいたって簡単。瓶にハーブを入れてウォッカなどの無臭蒸留アルコール液を注ぐだけです。
ハーブティーでは摂取できない脂溶性の成分も、アルコールに浸けておくことで濃縮エキスとして効率よく摂取することができます。
テイスティングしていただいたローズヒップとリンデンに加え、ポプリにも使えるダマスクローズのつぼみをチンキの材料に追加。ご参加者それぞれが思い思いのハーブチンキをお作りになりました。
お土産といえばもう一つ。興新物産の西川様のご厚意により、ローズジュースが振る舞われました。ローズの香りと甘さを残しつつ飲みやすい美味しいジュースでした。
知られていない魅力がまだまだ多いブルガリア。そのうちの1つが、今回のハーブだったのではないでしょうか。
これを機に、ブルガリアに惹かれる方が増えていただければ幸いです。
事務局長を務めております。南東欧地域諸国と日本との架け橋となれるよう、全身全霊熱く活動してまいります。
【 ブルガリア産ハーブ体験セミナー 】
~ 「ハーブ大国」ブルガリア 癒しと健康を感じる ~
ブルガリアがハーブ大国だと知っていましたか?ヨーグルトをはじめとして、ブルガリアは健康を維持・改善する食文化に溢れています。
今回はブルガリアハーブに纏わるお話を聞きながら、ハーブティーをお飲みいただき、さらには化粧水や入浴剤として使えるハーブエキスたっぷりのハーブチンキをお作りいただきお持ち返りいただける、ブルガリアハーブ尽くしのセミナーです。
ぜひご参加いただき、癒しと健康を感じていただければ幸いです。
■日時:2019年6月29日(土) 13時30分~15時(13時開場)
■場所:ブルガリア共和国大使館
東京都渋谷区代々木5丁目36-3
https://goo.gl/maps/uwrfakLEFqNRVpeN8
■参加費:
3000円(一般)・2000円(会員)・学生無料(人数限定)
※お支払いは当日現金で承ります
■お申し込み先
info@jseeba.com
※人数・お名前・ご所属(もしあれば)をご明記ください
※お申し込みの締切は6月26日(水)
イベントは3部構成となります。
1. ブルガリアハーブレクチャー
2. ブルガリア産ハーブティー飲み比べ
3. ハーブを使ったワークショップ ~ハーブチンキづくり~
※妊婦の方や持病をお持ちの方がハーブを召し上がる場合は、事前に医師にご相談ください
主催:一般社団法人日本南東欧経済交流協会
後援:駐日ブルガリア共和国大使館
事務局長を務めております。南東欧地域諸国と日本との架け橋となれるよう、全身全霊熱く活動してまいります。
5月19日(日)、ボスニア料理のイベントを行いました。「外国人と一緒に暮らす国際交流シェアハウス」ボーダレスハウス株式会社が主催されている国際料理イベントに共催のお誘いをいただき、今回実現いたしました。
こちらのシェアハウスに住まわれている方々を中心に、約30名にお集まりいただき、ボスニア料理を食べることはもちろん、ボスニア料理を作っていただいたり、ボスニアヘルツェゴビナに関する知識を深めていただいたりと、体験型のイベントを行うことができました。
弊会ボランティアとしてお手伝いいただいている、ボスニアヘルツェゴビナからの留学生イネスさんを筆頭に、実践女子大学、法政大学の学生ボランティアさんたちが大活躍。ボスニアヘルツェゴビナという国について、素晴らしい自然を軸とした観光スポット、そしてボスニア料理についてまとめていただき、日本語・英語を交えたプレゼンテーションまで行っていただきました。
ボスニア料理は素材の味を活かせるように優しい味付けのものが多く、日本でいう「おふくろの味」のイメージに近いような料理を今回体験いただきました。留学生イネスさんから本場の味認定(?)も無事に降り、ご参加いただいた方たちにも「美味しい」と言っていただきひと安心です。
ボスニア料理に皆で舌鼓を打ちながら、様々な国から日本に来ている参加者の方たちと交流。参加者のほとんどが若い方でしたので、私を含めた弊会事務局メンバーは溶け込むのに必死でした…!
日本人でボスニアヘルツェゴビナについて知っていることといえば、恐らく紛争に関するものでしょう。そのイメージが先行しているためか、ポジティブなイメージを持つ方は多くありません。
しかし、紛争からは既に約25年経っており治安は落ち着いています。そして何より目を見張るような美しい自然、豊かな土壌で育まれた美味しい料理、そしてフレンドリーな国民性に一度触れてみたら、きっとボスニアヘルツェゴビナを好きになることでしょう。
そのような機会を日本で増やしていけるよう、そしてボスニアヘルツェゴビナと日本との懸け橋となるような活動ができるよう、今後も継続していきたいと考えております。
事務局長を務めております。南東欧地域諸国と日本との架け橋となれるよう、全身全霊熱く活動してまいります。
日本で元号令和が始まって間もない2019年5月11日。ブルガリア国内で初となる、日本語クイズ大会「ジャパンボウル」を開催いたしました。
ジャパンボウル®とはワシントンDC日米協会が1992年に設立した日本語・日本文化の知識を競う大会であり、米国そして他国の日本語学習者の上達度をはかる大会です。(中略)
ジャパンボウルのユニークな特徴のひとつとして、言語のみならず日本の文化、社会、日常生活、歴史、地理、そして時事問題も出題することが挙げられます。また、出場者は日本語学習年数にそったレベルごとに2人または3人1組のチームで競い合います。
生徒達は自律学習やグループ学習を通し、多くの時間を割いてこのジャパンボウルに挑みます。チームを組むことによって生徒達に協調性を育むことが出来、毎年度出題されるトピックの学習に一丸となって専念することで、他の学術分野の視野も広げることが出来ると考えています。
(ジャパンボウル®公式サイトより)
首都ソフィア市内のソフィア歴史博物館附属ギャラリー(Triangle Tower of Serdica)において、ブルガリアで日本語を学ぶ高校生を対象に開催された本大会は、アマテラス財団や在ブルガリア日本大使館をはじめ、さまざまな方にご協力をいただき、無事に第一回ブルガリアジャパンボウルを成功させることができました。
ブルガリア国内各地の日本語教育機関から集まった、高校生チーム8組24人にエントリーいただき始まったブルガリアジャパンボウル。まずは予選ラウンドにて日本についての知識を争います。
日本人でも答えに迷うような問題も出題されますので、参加者の面持ちは真剣そのものです。
予選を勝ち抜いた、上位3チームが決勝ラウンドに進出。熾烈な争いが繰り広げられました。
激戦を制し、見事優勝したのはガールズチーム。決勝を争った上位3チームにはトロフィーや賞品が贈呈され、優勝チームにはSEIKO様より腕時計「プレサージュ」が贈られました。
大会後には、弊会の西浦理事長より書のパフォーマンスを披露させていただきました。通常サイズの筆や和紙だけでなく、大きな道具を使うダイナミックなパフォーマンスをブルガリアで見られることは稀なことでしょう。きっと参加者や関係者の皆様にお楽しみいただけたと思います。
そして、生け花と和装姿などの女性の皆様にもジャパンボウルに華を添えていただきました。写真右は弊会の石川専務理事。
当日プログラムのほとんどを消化し、リラックスした雰囲気が流れるようになったそのときでした。お気に入りの日本語を書で書いてもらうため、参加者たちが西浦理事長のもとに集まり次第に列が作られていきました。
なかなか興味深い日本語をお願いした高校生たちもいて、楽しい瞬間でした。
そして最後は、全国農協食品様のご協力によりお寿司が振舞われました。ブルガリアでも大人気のお寿司は、瞬く間に空っぽになってしまうほど大好評。
改めまして、この度ご協力・ご参加いただきました皆様に、心から御礼申し上げます。こうして第一回ブルガリアジャパンボウルが和気あいあいと楽しく、そしてその上で成功を収めることができましたのも、ひとえに皆様のお陰でございます。
ブルガリアジャパンボウルは引き続き毎年開催を目指します。この大会がブルガリア国内の日本語学習者の目標や励みとなり、また将来的に日本とブルガリア、あるいはバルカン諸国との懸け橋となる活動へと昇華させられますよう、精進してまいります。
事務局長を務めております。南東欧地域諸国と日本との架け橋となれるよう、全身全霊熱く活動してまいります。